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「飲む伝統工芸」できました。

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創業明治九年から１４７年、樺細工製造をしている「株式会社　八柳」は、樺細工の素材となる大山桜の樹皮を、優しい口あたりと爽やかな風味を感じる「お茶」に仕立てました。

　秋田を代表する伝統的工芸品「樺細工」の主材料である「大山桜の樹皮」を、樺細工の職人は樹皮を煎じて服用することもありました。

今回の商品では大山桜の樹皮と、緑茶、和紅茶を加え爽やかで美味しいブレンドティーに仕上げました。

 

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「樺細工」は桜の樹皮を、その特徴である「吸湿性」「耐久性」を活かし、茶筒や文箱などに仕立てたものです。しかし、もうひとつの特徴である「樹皮の表情の美しさ」を活かす為にどうしても使用できない材料が生まれてしまいます。この事に素材を活かす立場である作り手として長年、頭を悩ませて来ました。

（山桜の皮を剥ぐ作業）

（山桜の樹皮）

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「素材を活かす」という原点に立ち戻り、茶筒や文箱以外でも皆さんにお届けする事は出来ないだろうか？という問いから、お茶として仕立てる「桜樺茶」は生まれました。

 

また、お茶として仕立てるにあたっては「お茶はただの飲み物ではなく、時間や余韻を楽しむもの」と考え、様々なお茶の楽しみ方をご提案されている合資会社山科茶舗（福岡）代表であり、お茶に関する専門的かつ幅広い知識、技術、教養を有する日本茶のスペシャリスト「日本茶インストラクター」の資格を持つ山科康也氏にご協力頂きました。

 

「自然から頂いた全てを活かしきる」という動機から開発が始まった「桜樺茶」ですが、試作を重ね、口にする度にほっとする、それでいて後味は爽やかな、純粋に美味しいお茶が生まれました。樺細工と同じ素材をお茶の職人が仕立てた、飲む伝統工芸「桜樺茶」が多くの人にほっとする時間をお届け出来ればと思います。

 

【桜樺茶テイクアウト販売会】

内容：角館の桜まつり期間中、八柳商店にて桜樺茶のテイクアウト販売を実施しています。

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価格：１杯300円、2杯セット500円（税込）※テイクアウトのみ　

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日時：2023/4/15～5/5「かくのだての桜まつり」期間中9：00～16：00

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会場：〒014‐0317秋田県仙北市角館町下中町２　　八柳商店　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※駐車場はありませんのでご了承ください。

主催：株式会社　八柳・八柳商店