八柳商店

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2022/05/31 08:27

能代市 マルヒコビルヂング『cafe&asobiba 4-6(カフェとアソビバよんのろく)』にて開催された『よんのろくいち Vol.01』無事終了しました。ありがとうございました!



次の日、家族で能代を満喫してとても楽しかったのでまとめようと思います。


【木能実】
ナッツとドライフルーツのお店『木能実(きのみ)』

秋田県内の果物や野菜を使ったオリジナル商品を次々に開発しながら、自然のままの美味しさにこだわったお店。


※撮影は可能ですが、撮影前にお店の方に一言声をかけてください、の貼り紙がありました。
 2022.5.31現在

誰でも知らない方に無言でカメラを向けられたらビックリしますよね。撮影禁止かどうかは毎回要確認です!

私もちょっとしたお礼やご挨拶によく利用します。お返ししなきゃと気になるほどじゃないお値段、何より美味しい。最近のお気に入りは↓

秋田杉の燻製がっこナッツ

遠方の方もぜひお試しください。やみつきになるはず。木能実さんの情報はこちらから
〒016-0861
秋田県能代市字彩霞長根35
TEL:0185-88-8670
FAX:0185-88-8660


【国登録有形文化財 旧料亭 金勇(かねゆう)】
かつて「東洋一の木都(もくと)」と呼ばれた能代市。木にまつわる仕事をしているなら見たほうがいい、きっと面白いよ。と何人かに言われました。実際に行ってみて、想像以上。圧巻でした。


玄関から入ってすぐの25メートルの廊下。上敷は継ぎ目のない特注品。


満月の間、庭園の緑が映えます。


そして何より天井の一枚板が見事です。1本の木から5枚取られた長さ5間(9.1メートル)の中杢天井板。圧倒されました。


竹と木の根で編んだ花籠。実際にどのように花を活けていたのかと想像が膨らみます。


能代春慶の展示も良かった。


2階の大広間、樹齢260年以上、直径2メートル級の天然秋田杉を根本部分から伐り出した畳一畳分の杢目板を卍型に配する「四畳半仕切り格天井」。スケールが大きすぎる。


最高の材料で、最高のものを作ってやろうという気迫がそこかしこに感じられる場所でした。すごかった。

良いものを作ろうとする時、良い材料を揃える必要があり実はそれが一番大変なことだと思っています。東洋一の木都と呼ばれた能代だからこそこの建築物が出来上がったのだと思いました。

料亭としての営業は2008年までですが、その後もこうして威厳を損なう事なく凛と立つ姿に それに関わる多くの人の力を見たような気がしました。木都能代、ここにあり。皆さんもぜひ。

詳しい情報はこちらから↓

能代市旧料亭金勇
〒016-0825
秋田県能代市柳町13-8
電話 0185-55-3355
kaneyu@shirakami.or.jp
貸出時間 9:00-21:00(要予約)
見学時間 9:30-16:30
電話受付 9:30-17:00
休館日 年末年始 12/29-1/3
入館無料

金勇のお隣、八幡神社を散策。逆さ松の生命力に感激。
(写真奥の斜めに写っているものです)
幼稚園が隣接しているためか、子どもたちが見て楽しい工夫がされていいたり トトロがいたり。ゆっくりと時間が流れていました。



【平山はかり店】
創業は明治元年、「はかる」にまつわるものが置いてある店。秋田県に残る最後のはかりやさんということで、とても楽しみにしていましたが、営業日チェックを忘れていました。
日曜定休日です! 名残惜しくて看板だけ撮らせて頂きました。次回は連絡してから行こうと思います。


平山はかり店
〒016-0817
秋田県能代市上町9-16
TEL:0185-52-5739
FAX:0185-52-5739
営業時間:9:00〜18:00/日曜定休


【風の松原】




「走り回れそう!」というイメージで行きましたが、遊具が沢山あって子どもたちは大喜び。ピクニックする家族やランニング中の人、サイクリングする人など思い思いの休日を楽しまれていました。広いので思いっきり走り回ってきました。

以下 能代市ホームページより抜粋

能代市の海岸沿いに連なる「風の松原」は日本最大の規模を誇る松林です。東西幅1キロメートル、南北総延長14キロメートル。 面積は約760ヘクタールで、東京ドーム163個分もの大きさです。厳しい海風による飛砂を防ぐために江戸時代から 植裁されてきたもので、いまや700万本もの見事な松林になりました。



内陸生まれ内陸育ちにとって海は憧れ。海をひと目見て帰ろうと立ち寄り、立ち並ぶ風車の下、ここでも駆けっこを。

能代は風の強い町でした。タクシーの運転手さんが「能代は雪が下から降る、なんて言われるんですよ。風が強くてね。」と話していらしたのが印象的でした。

そんなこともあったせいか 帰りの車中、「なんか…『遠い日の歌』が聞きたい。」と店主が言い出し、家族で合唱しながら帰路に着きました。子どもたちは途中から爆睡。良い旅でした。能代、また行きます。


能代旅が楽しすぎて長文になりました。最後まで読んでくださってありがとうございました。